受動喫煙とは
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更新日:2018年12月26日
受動喫煙とは、他人が吸っているたばこの煙を吸い込んでしまうこと
喫煙者が吸っている煙だけではなく、たばこから立ち上る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん、その他の多くの有害物質が含まれています。本人は吸わなくても、他人が吸っているたばこの煙を吸わされてしまうことを、「受動喫煙」と言います。
受動喫煙との関連が「確実」と判定された肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患について、わが国では年間約1万5千人が受動喫煙が原因で死亡しており、健康への影響は深刻です。
リーフレット「禁煙治療と受動喫煙の害」(PDF:597KB)
1日に半箱(10本)のたばこを1年間吸い続けた時のタールサンプル。コップ一杯もの量を体に取り込んでいます。
タールは、たばこを吸う人の歯や歯ぐきなどについている「ヤニ」です。体の中に取り込むと、簡単には排出できません。
たばこと健康への影響
たばこには、4,000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち60種類以上について発がん性が指摘されています。たばこの煙を吸い込むことにより、肺がんや喉頭がん、食道がん、肝臓がん、子宮頸がんといった全身のがん、脳卒中や虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、歯周病、早産や低出生体重での出産など、多くの影響が報告されています。
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