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こころといのちを支える「ゲートキーパー」

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

「ゲートキーパー」とは

ゲートキーパーとは、「門番」という意味です。
自殺予防対策におけるゲートキーパーとは、「自殺のリスクにつながるような悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人」のことです。
特別な資格は必要ありません。
身近な人のこころといのちを支えるために、あなたもゲートキーパーについて学んでみませんか?

ゲートキーパーの役割

気づき

いつもと様子が違うなと感じたとき(気づき)が、声をかけるタイミングです。

自殺の危険を示すサイン

  • 食欲がなくなる
  • 眠れなくなる
  • ため息が増える
  • 「死にたい」など言葉にする など

声かけ

声をかけることは勇気のいることですが、声をかけてもらえることで、気持ちが楽になることがあります。

声かけの例

  • 眠れてますか?
  • なんだか辛そうだけど、何か力になれることはない?
  • 何か悩んでいることがあるの?よかったら話きくよ
  • 最近元気ないから、心配していたよ

傾聴

相手の気持ちに寄り添い、話をさえぎらず最後まで聴きます。
急かしたり、問い詰めたりせず、相手のペースに合わせましょう。

聴くためのコツ

  • 相手が安心して話せるように、気持ちに共感・支持することが大切です。
  • 話してくれて、ありがとう。大変だったね。などねぎらいの気持ちを言葉で伝えましょう。
  • 話題をそらしたり、安易な励まし、相手の批判、一般論の押しつけは逆効果です。

つなぐ

安心して相談や受診ができるよう、相手のペースを大事にしながら、促すことばをかけてみましょう。

声かけの例

  • こんな相談先があるけど、どうかな?
  • 一緒に行ってみない?

見守る

心身の健康を回復するには時間がかかります。
支援が途切れることのないように、長期間寄り添いながら見守ることが大切です。

ゲートキーパーに関するリンク

あなたも誰かの「ゲートキーパー」

一人で悩みを抱えている人は、孤独感や絶望感を感じています。話をよく聴き、一緒に悩み、考えること自体が、孤立を防ぎ、安心を与え、生きるための支援になります。
すべての問題を解決できる支援者はいません。ゲートキーパー自身の悩み相談も大切にしながら、ゲートキーパーの輪を一緒に広げていきませんか?

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