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市長記者会見 令和2年(2020)2月7日

ページ番号:254-192-594

更新日:2020年2月13日

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令和2年2月7日 市長定例記者会見

【市長】
 お疲れ様です。それでは早速私から若干申しあげます。

 最初に令和2年度の当初予算について申しあげたいと思います。ご承知のとおり、今年は市長選挙の年に当たるということで、当初予算は骨格予算の編成になっています。皆さんも多少レクチャーは受けていると思います。担当課長も来ていますので、細かいことがもしあれば担当課長にお願いしたいと思っていまして、私は全体を通してお話したいと思います。編成の方針等については、資料の中にも書いてあり、またご覧いただきたいと思います。これまでのまちづくりを次のステップへつなげていくために、20年先、30年先を見据えて、さらに魅力あるまちを目指していくということを方針に掲げて予算編成を行ったところです。

 一般会計の予算規模は、895億1000万円ということで、骨格予算ですが前年比1.7%の増、約15億円増えて過去最大になっています。この点について少し説明します。骨格予算にもかかわらず、増額予算となるその事情、理由についてですが、主たるものは三つあります。
 一つが、これは資料にも書いてありますが、学校給食の会計の公会計化に伴うもので、約11億3000万円ということで、すべて増になっています。ご承知のとおり、これまでは学校給食の会計というのは市の予算とは別になっています。PTAや学校職員によって徴収、管理、運営されていました。それが今度は学校事務の軽減や、透明性の確保、食材の安定的購入ということで公会計化にして、これが市の会計に編入することになったものです。歳入としての給食費と、歳出として食材を購入するための賄い材料費を同額として計上するもので、規模が膨らみますが市の負担が増えるものではありません。

 二つ目は、幼児教育無償化事業、これが約8億3000万円の増。これはご承知のとおり、令和元年10月からすでにスタートしていますが、令和2年度からは12カ月の通年化ですね。最初は6カ月ですから、通年化するものです。そして、費用の財源です。令和元年度は臨時交付金で国から賄われていましたが、令和2年度からは普通交付税によって措置されるということで、基本的には市の負担は増えないということです。

 三つ目は人件費の増です。一つは、職員数の増加ということで、中核市移行が28人、また保育士は9人等、職員が増えることにより人件費が増えます。もう一つが退職金です。これも退職者が約20人増えるということで、いずれにしても人件費がこういう形でもって増えるということです。

 この三つのことで今回は1.7%前年比増ということになっています。この三つの経費が増えたことを除くと、令和2年度当初予算の規模は867億円ということで、約13億円マイナスになり、1.5%減ということになっています。今回はこういう特殊な事情がありますのでご承知おきください。

 それから、歳入歳出です。歳出についてですが、これはご承知のとおり、骨格予算編成であるために、政策的な新規事業については6月補正ということで、また新しい市長がいろいろ事業をお考えになって補正となるものです。先ほど申しあげたように、この骨格予算の中に中核市移行に伴う準備経費というものが組み込まれています。そして、今申しあげたような新規事業が無いということについては、6月補正ということで、投資的経費が減っています。新規に着手する建設事業の予算化は見合わせていますし、単独事業についても、設計が終わっていても現場が未着手であれば計上しないということで大幅な減となっています。

 それから、細かい内容につきましては、資料をまたご覧いただければと思います。少なくとも、これまでの継続のようなことにつきましては予算を計上していますが、両方とも、例えば5つの重点目標の取り組みでも、それから6つのまちづくりの基本も、それぞれ事業数が減っています。あとは、特別会計、事業会計、それぞれ資料の中にお示ししているとおりですが、新松本工業団地建設事業特別会計、これはもう皆減ということで、特別会計を廃止したところによるものです。あと企業会計は、いずれも4会計は増えていますし、病院事業会計についても、市立病院については入院収益を増で、約2億2000万円の入院収益増にしています。これが当初予算です。

 続いて、市立病院のことに関してご報告を申しあげます。

 最初に、病院事業管理者の選任についてです。お手元に資料を配布しましたが、これは今度の新しい病院事業管理者の経歴です。国立病院機構まつもと医療センターの名誉院長、北野喜良(きたのきよし)先生を、3月1日付で病院事業管理者に選任することとしました。北野先生は経歴にあるように、信州大学医学部の助教授、国立松本病院機構松本医療センターの副院長そして院長を歴任されています。彼は、私も大学にいるときには存じあげていますが、血液学者としては国際的にも大変優れた経歴をお持ちですし、合わせて、国立病院機構松本病院と中信松本病院の統合、まつもと医療センターの建設には大変なご尽力をされると同時に、病院経営にも顕著な実績を上げられています。ご承知のとおり、松本市立病院は経営改革や建設計画など多くの課題を抱えていますので、北野先生のすぐれた手腕を発揮していただいて、今後の病院事業推進をしていただければということを期待しているところです。

 二つ目は、市立病院の経営体制の確立ということで申しあげます。私は市立病院の経営体制の確立については、以前から道筋をつけていくと申しあげてきました。このたびの病院事業管理者の選任にあわせて、院長ならびに病院局長の体制を刷新し、病院事業管理者をトップに、経営改革の取り組みをさらに進め、医療の質と経営の質を高める新たな経営体制にしたいと考えています。

 現在の高木洋行(たかぎひろゆき)院長ですが、彼には平成23年1月の任命以来、足かけ10年の長きにわたって院長の重責を担っていただきました。先頭に立って経営改革に取り組んで、黒字化の道筋をつけることができました。このたび、本人の申し出がありまして、院長を退任して、引き続いて彼には外科医としての力を振るっていただくために、勤務継続の非常勤となります。これまでの功績をたたえまして、名誉院長として市立病院の診療を支えていただきたいと思っています。後任の院長には中村雅彦(なかむらまさひこ)副院長の任命を予定しています。また、病院経営に精通する外部の人材を病院局長に代わる部長級のポストに登用して、事務部門の強化、特に経営ならびに企画を強化したいと考えています。これも今任命に向けて調整を進めているところです。

 もう一つが、小口特命参与についてです。特命参与については、病院事業管理者を設置するまでの間と申しあげてきました。病院事業管理者への引き継ぎ等がありますので、小口参与には私の任期満了をもって、特命参与の任も終了したいと思います。小口参与には、経営改革という大変困難な命題にもかかわらず、突然の私の強い依頼を受けていただきました。ここまでのめざましい業績回復は、小口特命参与の指導なしでは成し得なかったと思っています。この場をお借りして、これまでのご尽力に感謝を申しあげるところです。ということで、今三つの点について、市立病院に関しては、これまでも皆さんからご質問いただきましたが、このような状況になりましたことをご報告申しあげます。

 私からは以上です。

【記者】
 令和2年度の当初予算一般会計の関係で少し伺います。今後松本市は市役所の建て替えや、市立病院の移転新築を含めて、さまざまな事業が控えています。市役所建設だけでいえば約169億円という試算がこの間出ていました。松本市の財政を見てみますと、これまで計画的に基金を積み立ててきていると。合わせて、市債残高も減らしてきていると。一方この令和元年度末の基金残高に関しては、学校施設整備の関連であるとか、そういった要因を含めて基金は若干減っていると。市債残高に関しても少し増えていると。今後財政運営自体が非常に厳しい局面になってくるのですが、市長のお考えとして今後の財政運営をどう考えているのか、その辺をお伺いできますか。

【市長】
 これは本当に大事な問題です。前から申しあげていますが、ご承知のとおり、松本市は健全財政の堅持と、計画行政の推進ということで進めてきました。ある意味では基金もたまってきて、これは、たまってきたということは、実はこういう状況が生ずるだろうということはわかっていますから、貯金という形でしてきたわけです。基金を増やしてきたということ。その一方で、これまでの市債を返していかないといけないということがありましたが、これも比較的順調に返してきていますから、残高が減ってきています。そういう形の中で、今度、今言われたように、いくつかの大きな事業が計画されていますが、これについての財源の問題を今言われたのだと思います。もちろん、松本の財政もこれからだんだん厳しくなってくると思います。そういう中で、有効な今の基金を活用したり、それ以外の今持っているものを活用し、さらに今度は市債とか、それから補助金等を入れて、そして市民の皆さんには迷惑がかからないような形でやっていくというのが、基本的な考えです。

 ちょうど今課長がいるので、少し話してくれませんか。

【財政課長】
 市長が申したとおり、今お話になった事業はすべて先に見込まれていた事業ですので、それに向けて基金も計画的に積み立ててきたということがあります。それをこれから使っていくという形になるということで、経常的な経費のところで、市民の皆さんにご負担が及ばないような形を一応想定しています。今のところ、健全財政といいますか、財政数値とかは一定程度上昇するということはあると思いますが、大きな問題が発生するようなことはない形で運営できると考えています。市長が申しあげたいろいろな補助金とか例えば交付税措置のある起債だとかそういう有利なものを使っていくということも可能と考えていますので、今後も一定程度の財政の健全性が保てると考えています。

【記者】
 病院事業管理者の関係ですが、今回北野さんということで、3月1日付けということですが、今後の選任に向けた手続きはどういう形で進んでいくのでしょうか。

【病院局長】
 北野先生の選任については、事務的に進めてまいりますので、3月1日に選任ということで考えていまして、3月2日に辞令を交付するということで、今手続きを進めているところです。

【記者】
 議会の手続きは特に必要ないということですか。

【病院局長】
 議会については特に議決事項はありませんので、報告ということで、この後の議会運営委員会で報告をしたいと思います。

【記者】
 今の関連なのですが、先ほど病院経営に実績がある方だと。もう少し具体的に何か、どういった面を改善されたとか。

【市長】
 今回病院建て替えのときは相当苦労して、国ではなかなか「うん」と言ってもらえなかったと思います。それを病院経営は相当実績を作ったのですよね。国立病院機構で許可してもらって建設に至った経緯があり、当初は大変だったのですね。松本病院も結構厳しくて、赤字の状況だったのですが、それを転換して、国でも認めてもらって、今のまつもと医療センターになっていると思います。

【記者】
 今は黒字化しているのでしょうか。

【市長】
 黒字で良いのだよね。はい。

【記者】
 厚生労働省の再編対象に、統合前の二つの病院が入っていたと思うのですが、それを統合して今も改善しているという理解で良いのでしょうか。

【市長】
 その前のときで、中信松本病院は赤字で結構厳しかったのです。そのこともあるから、なかなか国立病院機構でも、すんなりと一緒になってということを認めてとはすぐにはいかなかったから、まず、前の中信松本病院の経営改革をして、立て直していって、交渉して、黒字化して、結果として統合を認めてもらったという経緯だと思います。

【記者】
 任期終了間近ということで、市長が一番力を入れてこられた、健康寿命延伸についてちょっと総括をしていただきたいのですが。どういったところに効果があって、残された課題みたいなところがあるとしたら、どういったところなのか今日改めて伺います。

【市長】
 言うのはまだ早いですけれどね。もう少しだけ。ただ私が一番目指したところというのは、私が市長になる前、県にいるときからなのですが、これからは平均寿命ではなくて健康寿命という意識にもっていかないと駄目ですよということを言ったのですね。だから、結果が高くなった、低くなったではなくて、これからの寿命を考えるときは、やはり平均寿命から健康寿命に変えなければ駄目だということで、言いだしたわけです。それが、松本市長になったものだから、そういう方向でやっていかなければいけないということで。厚生労働省もそれまでは平均寿命を言っていたのですが、われわれが平成20年度にそういうことをやり始めて、5年後の平成25年度に、第二次の計画で国が健康寿命の延伸ということを言いだしたものですから良かったなと思って、これが一番だと思います。だから今、日本全国が健康寿命と言いはじめて、意識を変えることができたということで、国民用語にも変えてもらったということで、それが一番です。今おっしゃったように、健康寿命が延びた後、何かというと並行して生きがいの仕組みづくりだよと言っているのが、そこにあるのですよね。今度はそういうことを考える時代ではないかと思います。そういう生きがいということが世界でも動き始めていますよね。ヨーロッパなんか「ikigai」という言葉で動き始めているということです。それから、健康寿命については、アメリカの一番有名な、医学アカデミーがいよいよ健康寿命をやらなければいけないと、去年ですかね。会長さんが、日本に来て講演していますから、世界が健康寿命で動いているという意味ではありがたいと思っています。

【記者】
 ある方が、松本市は健康というブランドを手に入れたという言い方をしていたのですが。

【市長】
 それは、いろいろな不評もありましたが、私としては、やはり、最後は健康というものは大事ではないかなと思ったから、これを崩さずにずっとやってきて、それがあちこちで松本というと健康と言われたということは、一つのブランド化としては、ありがたいことだと思っています。

【記者】
 やり残したことというと、何かありますか。

【市長】
 やり残したということよりも、私の力が無いから、予算の関係もありますし、ある意味では反省しなければいけないことがあります。私として、まちづくりの中でもう少しこうしたら良かったかなと考えなければいけないことがあると思います。そういう中で、例えば、産業経済の地域経済振興に関しては、いつもずっと言われっぱなしでしたが、これも今考えてみると、松本市自体の経済というのは、全国的な森記念財団の評価でも長野市を超して上になっているとか、だからやっとそういうものも認められてきたのかなと思っています。むしろ、松本市の場合に、やり残すというか、私としては、医療者として市長をやってきたわけですから、心の中では、医療者でやらせたらやっぱり駄目だったなという評価、レッテルを貼られないようなものがいつも気持ちにありました。

【記者】
 それがいつもおっしゃっている客観的な評価が欲しかったということですか。

【市長】
 そうです。

【記者】
 では、次の市長にどう引き継いでいただきたいというものは…

【市長】
 それは次の市長がまた考えてもらえばいいと思います。良いところは伸ばしてもらいたいなということで、それがまちづくりの場合には、強みを伸ばしてもらいたいなというのがあります。もちろん弱みも上げなければいけないけれど、どちらかといえば、強みを伸ばして。総論的には全国的に松本の評価を上げていかなければいけないなということはいつも思ったものですから、各論は皆さんいろいろなことをやりますが、総論でどうやって伸ばすかというものが、全国で評価という意味では次に上がってくる問題かなと思っています。

【記者】
 市長のご説明の経営体制の確立の中で、「院長ならびに局長の体制を刷新し」という言葉があったのですが、3月1日に北野先生が着任した時点では、今の高木院長と斉川局長は今の体制のままで、3月末に変わるということですか。

【病院局長】
 院長については、今の予定では3月1日に辞令を予定しています。病院局長は市の機構でもあるものですから、こちらは4月1日からを予定しています。

【記者】
 病院局という部署自体は別になくなるわけではないということですね。

【市長】
 そういうことですね。

【記者】
 今、3月1日の辞令交付という話がありましたが、高木院長の退任はその前の2月末、28日なのですか。

【病院局長】
 高木院長の退任は2月29日です。

【記者】
 4月1日ではなく、3月1日に北野さんが着任されるとした理由は何かあるのでしょうか。

【病院局長】
 市長任期中に選任をした方が、これまで市長が取り組んできた計画のこともありますので、3月1日選任ということで考えました。

【記者】
 今、小口特命参与とともに市立病院の経営改善をしていて、単年度では黒字化しそうな見通しが見えてきていると思いますが、市長として病院の経営改善の状況をどう見ていらっしゃるか。

【市長】
 良かったなと思っています。良い方向に動いている。ですからぜひもっと、病院一丸となって黒字化を推進してもらいたいということです。

【記者】
 市長として、ここがゴールだという場所は…

【市長】
 ゴールなんてそんな…

【記者】
 それは次の病院事業管理者が決めることなのですかね。

【市長】
 ゴールというものはないと思います。できるだけ収益を上げていって、その地域の医療を高めていくとか、病院の質を上げていくとか。そういう中で、今後また総合病院として力をつけるのか、集約化していくか、それは今後のことだと思いますが、現時点では、とにかく赤字体制を脱却することが一番大事なことだったから、そういう黒字化の方向が出たことが、大変ありがたいと思っています。

【記者】
 今市立病院の経営改革を進めていて、これは位置付けとすると市立病院の移転新築を前にということだったと思います。菅谷市長は3月で退任なので、こんなことをお伺いするのもなのですが、黒字化が見えているということで、移転新築も今後、現実味をまた帯びていくと思うのですが、この辺のスケジュール感という…

【市長】
 これは難しい。というのは、今回黒字化しましたが、場合によってはまた下がるということも否定できませんからね。それが、今日申しあげた北野先生の手腕によってさらに継続して上がっていくことを望んでいるわけですから。できるだけある程度、黒字をしっかりしなければいけないのだけれど、それと合わせて病院が老朽化していますし、新しい病院にしていかないと。患者さんにとってみたら、古い病院ということは、いろいろな意味で病院に来る人が減ってしまうのですよね。だから新しい病院にしながら、なおかつ今一番の問題は、お産の問題もありますよね。減っているというのは、私も自分であそこに行って、そこで産むかという気持ちがなかなか、こんなことを言ってはいけないですが、でも正直そうなのですよね。だからあれはきれいにしてあげないと。多分行った方ならわかると思います。女性だったら、やはり、きれいなクリニックで産みたいなということもあるものですから、今の老朽化の状況で、できるだけ看護師含めて皆一生懸命やっていますが、ある程度限界があります。そういう意味では、二重投資にならないように、できるだけ早い時期に、新しい病院の建設に向けていければいいなと願っています。

【記者】
 基本的な考えとして、単年度の黒字ではなくて、これを継続しなきゃいけないと。

【市長】
 そういうことです。それがないといけないと思います。おっしゃるとおりです。

【広報国際交流課長】
 以上で市長定例記者会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理したうえで作成しています。

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