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市長記者会見 平成23年(2011)04月05日[動画・テキスト版]

ページ番号:736-535-149

更新日:2017年3月23日

市長記者会見の内容を動画でご覧ください。ファイルは274Kbps(Windows Media Player用) です。

再生時間 44分21秒  質疑応答11分00秒から
【テキスト版】
【市長】
 はいご苦労様でございます。
 それでは、初めに私の方から少々申し上げたいと思います。
 今日は第一回の新年度ということで、定例の庁議があったわけですが、船で言ったら新しいクルーで船出するわけでございますけれども、報道の皆様に置かれましても引き続き大所高所からまたご助言頂いたり、また、色々な面で協力、あるいはまたご理解いただきたくよろしくお願いしたします。
 今日も、特に議題としは皆様には改めてお伝えすることは無いわけでございますが、その中で、特に資料に入っており、中間報告的になりますけれども、東日本大震災に関しての松本市の被災者への支援状況ということです。
 義援金に関しましては、3月15日から9月30日までという長期になります。3月31日現在で市民や団体等からの受付状況ですが、3417万3892円。それから松本市費の義援金が6400万円ということでございます。
 その配分ですが、内訳についてもここに書いてございますが、長野県栄村に関しても義援金ということで300万円をお送りすることになっています。
 また市議会議員の義援金としまして1人3万円ということで126万円、全国市議会議長会の方に、お届けしたということでございます。
 あとは、避難者の対応でございますが、広域になりますが現在松本市への避難状況ということで13世帯34人が市内へ避難していることでございます。
 市営住宅等への入居状況ですが現在2世帯、5人が入居済み。それから宿泊施設等、これは市内の旅館ホテルですが、3月23日から29日の間で48名受入れている。これは県との連携によるもので補助金も多少入りますが、有料になります。
 あと、松本市の職員の派遣状況でございますが 一つは松本は広域消防局の、いわゆる県と合わせた緊急消防援助隊という形になりますが第8次隊までで、これ以降は、一応中断ということです。隊員の皆さん一生懸命やっていただいたのですが、これ以上は人力では大変ということで重機でないと難しいということでございますから、次のたとえば自衛隊等にお願いするということになります。
 あと 上下水道局がここに書いてありますけれども、それぞれ職員を派遣いたしております。
 医療支援としましては大変ありがたいことに 松本市の場合には、昨年合併後、波田総合病院が市立病院になりましたものですから、3月23日から27日は看護師さんを1名岩手県に派遣し、4月1日から4月4日まで。
 それからまた7日から10日までということで医師、薬剤師、看護師計6名を石巻の赤十字病院等へ今派遣しております。
 あと、7日から16日までは医師1人を岩手県立病院に派遣ということになっています。

 また、今後の取組ですが、これは4月8日から14日までですが、安曇野市、塩尻市、松本市でいっしょになり保健師、事務員を陸前高田市へ派遣予定しています。
 全国市長会の災害対策本部から、災害市町村に対する人的支援ということで職員の派遣がありますけれども、これは検討中でございますが、いずれにしましても、ご存知の通り今回の大震災におきましては、これは中長期的な形で支援を行っていかなくてはならないと思っております。
 私自身も申しあげておりますけれども、速さよりもむしろ確実な形で、しかも被災地の要望に合った形で支援体制をきちんと継続していくことが大事だと思っておりますので、そのように続けていきたいと思っています。

 それから、私ごとで大変恐縮でございますが、これにいろいろ並べてありますけれど、実は私がチェルノブイリの支援活動で、私の場合は医療活動でございますけれども実際に行きまして、そしてチェルノブイリの原発から90キロの所で、私もそこに住んでいたわけですが最終的には。モーズリーという町がございまして、人口10万位の町ですけれども、そこで住民の検診、甲状腺検診、子供を含めて活動して来たわけですけれども、私自身も日本に帰って、中学校とか高校で講演したときも、僕自身が現地に行ったことに関しても、生徒の諸君にはまた僕がこうやって出来ることをやったことは、これがまた場合によっては、逆に日本が支援される場合だってあるんだよと本当に言っていたのですが。その時は正直言いまして、あちらの国は非常に経済的にも厳しい状況であります。しかも日本の場合には、まさかそのようなことは無いだろうと思っていたわけです。今回しばらく私自身、そこのモーズリーの街とは連絡を取って無かったのですけれども、やはり今回の震災ならびに原発の事故は世界に広がっているということで、あの田舎の街でも分かったのでしょう、わたくしの自宅の方に箱を2つ程送って来ました。
 何だろうと思って開けて見ましたところ、『ディア スゲノヤ ウィズ ザ ベスト インテンション ”最高の善意をもって”センド ウィ アワ ヘルプ アンド サポート トウ ザ ジャパニーズチルドレン』ということで ”日本の子供たちに対して、我々の支援救助、サポートを送ります。”と来ています。
 汚染された現地で一生懸命生きて頑張っている子供達のいわゆる素人ですけれども、歌劇団といいますか、歌を歌ったり踊ったりする子供達、日本にも来たのですが、この子供達が「日本の被災されて避難されている子供達に是非とも届けてください」ということで送られて来た物ですから、この中には靴下とか、ひざかけとか、ぬいぐるみとかありますけれども、いずれにしましても、これがまさに私の言う地球市民だなと。
 僕は前に、本にも書いてありますけれども、私がやった行動なんて本当にちっぽけなことで大したことではないです。ただおなじ地球に生まれて地球市民であれば、日本村からベラルーシ村へ行っただけのことだよと言ったのです。
 逆に今度はベラルーシ村、本当に小さな村から日本村へ逆に善意が届けられたことは大変ありがたい。こういうことが世界の平和に繋がっていくのかな、子供を通してですね。これをどこに送るかということを検討しております。担当の方には、できたら原発から20キロ以内で、今、避難されている退避している子供さん達に、届けられれば良いかなと思って、危機管理室にお願いして連絡を取っておるところです。
 私の方からは以上でございます。

【記者】
 幹事社からは特にありません。
【広報国際課課長】
 それでは他の報道関係のみなさんから何かご質問等ごさいましたらお願いします。
【記者】
 今の送り主がよくわからなかったのですが。
【市長】
 これですか。これはモーズリー市ですけれど、ベラルーシのゴメリー州で一番高度汚染されたゴメリー州の中にゴメリー市もありますけれど、それ以外さらに原子力発電所に近い90キロの街にあるモーズリー市の、パレースカヤゾーラチカ。
 パレースカヤゾーラチカというのはパレーシヤ地方とっても綺麗なとこなんです。そこのゾーラっていうのはロシア語で星なんですね、そういう子ども達の歌劇団というかんじですね、そこから送られてきました。
【記者】
 子ども達の歌劇団が送ってきた。
【市長】
 ええ。結局そこのリーダーのエレーナ・ルデンコさんというリーダーがいまして、それとパレースカヤゾーラチカのスタッフとかあるいはまた子ども達含めて、これを入れて、こういう感じでもって英語で書いてきておりますけれど。
【記者】
 市長の自宅に届けられた。
【市長】
 僕の自宅に届いたんです。よくわかったねと思って。
【記者】
 いつ頃。
【市長】
 ちょうど先週、先週末ですね。
【記者】
 ありがとうございます。
【広報国際課課長】
 どうぞ。
【記者】
 4つぐらい答えられる範囲で、お答えいただきたいと思うのですけれども、読者のかたからの問い合わせで、お母さんや子どもを守るという視点で、チェルノブイリでの医療支援のご経験から松本に住まわれているお母さん方に向けてメッセージがあれば頂戴したいというのが1つです。
 それから2つ目が先程90キロの所で支援されていたということだったんですけれど、松本は今の福島から300キロ圏内に入っているかと思うのですが、万が一基準値を超えるものが発見された場合、どのようにお母さん、市民に伝えていただけるかというところ、対策があったら教えていただきたいというところです。
 あと3つ目は、静岡や福井ににも原発があるということで、事故対策・避難マニュアルみたいなものはご用意されているかどうかということ。
 あともう1つ、7月に国連軍縮会議があるかと思うんですけれども、軍縮というのが核のことも触れられるのかなということで、市民を巻き込んで、どういった会議になってほしいなっていう希望があったら教えていただきたいと思います。

【市長】
 最初の質問でございますけれども、これはもう松本市内の皆さんにということですけれども、正直言いまして現在松本市もそうですし、長野県でもそうですけれども、一番は大気汚染という意味で空間線量を計ってそれが報告されておりますから、ですからそういう意味では特に現時点では問題ないということです。もし心配だったら、この値が毎日出ていますから注意していてください。
 問題は、私が今、気にしておりますのは、皆さんもご承知のとおり4つの原子炉から水蒸気が上がっていまして、あれが単なる水蒸気なら私は本当にありがたいと思っていたんですけれども、そこが政府というか東電もどうなのかって発表しないですよね、皆さん方もわかっていなかったものですから。だから海のほうに出ているものだけみんな気に取られていたけれども、私はあれどうなのかって思っていたところ、あそこからやはり放射能が漏れているということです。
 ではどれくらい漏れているか、あるいはどこからそれが出ているのかということを記者の人が質問してくれないのか、僕は不思議でならないのです。
 今実際に水蒸気が一緒に放射能が放出しているって言ってますよね。それが抑えこむのに数か月っていうことを細野さんが言っているようですけれども、それがどこから出ているのか、あるいはどれ位の量が出ているのかってわからないものですから。今後予断を許さない状況なのかわからないし、現在も原発自身が稼働してないということになると、今後万が一水素爆発するようなことがあり得るかどうかわかりません。これはある意味で燃料棒を包んでいるジルコニウムが溶けてきて、そしてそこから水素が出てくるものですから、その水素がさらに外に出てきて建屋の下の中に空気とかあるいはまた酸素に触れることによって、それが水素爆発になるわけですから。ご承知のとおりやはりこちらの2つは屋根が飛んでいるわけですから。
 ああいうことが起こらないのかどうかよくわからないですけれども、なんで予断を許さないっていう状況を言っているのか、そこがよくわからないものですから、そういうことがあり得るとしたら、またいわゆる燃料棒の中に、ある意味では溜まっている放射性物質が、また吹き上げられるっていう可能性が否定できないかどうかっていうこともあるものですから。
 それで私としましては、あの値を注視して、もしもとなるとやはり今度は風向きとか雨とか、あるいはそれ以外の何か、気象状況・風向き・そのほかによって、可能性がないわけないものですから。そういうことがあるものですから、今やっている空間線量に注意しています。
いずれに関しても、もし必要だったら担当がいますから、話してもらいますけれども、いずれにいたしましてもそういう値を注視して、これはこういう状況ですから注意してもらって、高くなるようだったらいわゆる内部被爆の問題ですから、マスクをするとか、用事がなければあまり外に出ないとか、雨に濡れないとか、肌を出さないとか。もちろんそういう汚染された物に関しては、できれば赤ちゃんとか妊婦さんは、できるだけ食べないようにするとか、そういうようなことは必要かもしれませんね。

 僕はこうやって煽るわけではない、事実を申しあげて私自身ここでずっと皆さんに申しあげて、かなり早い段階で申しあげていることは、残念ですけれどそういう方向に動いているのですよね。これは僕がやはり経験したことをここにお話していることによって、一番最初にお話していることは、原発という事故っていうのは、最初から最悪の事態を想定して、なおかつ先手先手を打たなければだめですよってこと申し上げています。今皆さんご承知のとおり、ある意味では後手後手になってしまっているということはきわめて残念ですし、チェルノブイリのああいう記憶を生かせていないってことが大変残念ですし。
 日本の国自身が政権は別としまして原子力政策、原子力発電所の政策を進めていくのであれば、やはり最悪の場合も考えながら、本当に対応できるものを作っておかなくてはならない。しかしそういう状況でないということが、今やはり遅れていて徐々にいろんな事が出てきていますから。やはり皆不安になってくるっていうのは、一番は国民の目線にたって今回の対応を出してないっていうことであるとすれば、私自身も少しでもお役にたてばということで、可能性としてこういう事あるということをお話しております。

 それから万が一というのはさっきの話ですけれど、これは先程言いました様にそういう状況であれば、僕は今日も指示したんですけれども、今いったような話でもってまだ安心できる状況ではないし、時間掛かるから、広報では市民の皆さんにはそれぞれの空間線量も含めて値には注意してください、ということは言いなさい言ってあります、これは町会をとおしても、それからホームページあるいはまた、うちのテレビ等々。もちろんこれも「いざ」という非常事態の場合にはこれは全部をとおしてやはりそういうことを市民に伝えていく訳であります。

 後は静岡と福井のこの問題に関してはですね、今「事故対策・避難マニュアル」というのがあります。これは私は今回の事故を含めて松本市としても、例の国民保護に関連するところには多少加えてありますけれども、もう少しやはりつっこんだ形のものを用意しておかなければいけないのではないのかなということを指示してありますが、このへんは危機管理室それから上下水道局から少し具体的に話してもらえますかね。
【上下水道局長】
 私の方から2番目の、どのような方法で市民に伝えていくかについてお答えをしたいと思います。水道水から基準値を超える放射性物質が検出された場合には、松本市の公式ホームページ、あるいは広報紙および防災無線などで広報するとともに、報道発表をおこないまして市民の皆様に水道水の摂取を控えるようお願いしてまいりたいと考えております。基準値を超えなくても水道水から放射性物質が検出されれば、同様な方法でお知らせしていきたいと考えております。以上であります。

【危機管理室長】
 続きまして危機管理室の方から3番目の、原発事故に対するマニュアル等を準備されているかということでございます。先程市長の方から話がありましたように「国民保護計画」というのが、これはホームページに載ってございます。ここでは核兵器の攻撃による災害への対処にあたり必要事項を定めているということでございます。基本的には、松本市の地域防災計画でもそれぞれ放射性物質使用施設の応急対策としまして、基本方針として放射性物質の流失・露出・放射線障害の発生または発生の恐れがある場合は、迅速かつ的確な応急措置の実施により人命の安全を図るという事で、市が取り組むこと、県が実施する事、広域消防が実施する事、さらにその使用者が実施する対策という事で、十分とはいえませんが、それぞれの現状の中で取り組みをするという事で、一応明記されてございます。
 その他にも今回市のホームページのほうで原子力安全保安院のホームページを載せてございますので、そちらででも原子力発電の事故についての対応、緊急事態の対応等の周知の方法等も、掲載させていただいております。以上です。

(24分34秒)
【市長】
 あと、国連軍縮会議のことですけれども、国連軍縮会議自身は軍縮の本部とそれから外務省で会を進めていくわけですから、我々はその場所を提供しているという状況でございます。その内容に関してはなんとも申しあげられませんけれども、ただ今回福島の事故がありましたから、場合によってはそういうことも今回の中に取り入れられる可能性は否定できないと思っております。
 また市民の皆さんあるいはまた関連でいろんな方がたの中に、今回の福島の問題は取り上げてほしいっていうのは、今後あればまた考えていきたいと思っております。おっしゃるとおり核災害という中を大きく総括すれば、これはもう当然核兵器の問題のみならず、このような今回のような放射能災害も入って来るとは思います。そんなことでございます。
 ただ今心配しているのは、ご承知のとおりライチョウ学会が、7月に海外の皆さんが日本にお出でになることに関して、躊躇されているっていうことでありますので、国連軍縮の場合も海外から来る研究者・専門家の方々がどのように対応されるかっていうのは、私は、わかりませんけれども今後様子見ていかなければならないだろうと思っております。
 これはもう我々の問題ではなくて、やはり軍縮本部並びに外務省がお考えになることであります。
 先程から言っていますけれども、やはり原発から放射性物質がもれていないという状況が確立されればいいんですけれども、皆さん方ご承知のとおりまだ放出されているという状況であります。我々は、日本にいるからわかるわけですけれど、海外にいる場合っていうのは、どうしても報道が場合によっては誇大というか大きく言ったり、あるいはまた正確ではない場合もあるものですから、海外の皆さんに対して正確な情報が届かない。農産物も皆さんご承知のとおりそうだと思いますけれども。これを送って来たってことは、松本も多分被災しているいるんじゃないかと思っているのかもしれませんね。日本が大変だっていうことで全体がそうなっていると思っていると聞いているもんですから、ベラルーシでは。決してそうではないということでこちら返事はしてありますけれども。
(27分52秒)
【記者】
 この送り物のことで少し伺いたいんですが、先程歌劇団、送り主が歌劇団ということでお聞きしたと思うんですが。
【市長】
 素人ですよ。
【記者】
 素人。素人のそういう。
【市長】
 あるでしょう。だからアンサンブルっていって、松本だったら子ども達がそういうグループでなんかこう歌を歌ったり、踊ったりするっていうのある。そういうのが結構向こうの国は、ロシアは多いんですよね。とても上手ですけれどもね。
【記者】
 市長が滞在しているころ、そういった送り主の楽団とはなにか関わりというか交流みたいなものは。
【市長】
 あります。僕はその所にお世話になっていましたから。そこを僕がやはり活動の拠点にしていたんですね。
(28分40秒)
【記者】
 その楽団。
【市長】
 大きな建物があるとしたら、そこの一角に僕の現地の支援拠点を置いてましたから。
【記者】
 その建物の中で、この送り主の楽団というのも活動。
【市長】
 歌劇団というのはね。これは全然別ですからね。建物の中で僕は一角を借りていたものですから。
【記者】
 その楽団の建物の一角を借りて支援活動をしていた。支援をしていた。
【市長】
 そう、よく知っています。だから僕、日本に帰って来たときはこの子達が日本に来ているんです。日本であちこちまわっているんですね。
【記者】
 まわっている、わかりました。
【市長】
 やっています。

【記者】
 エレーナさん。

【市長】
 エレーナさんがですね、お見舞いのメールをくれたんです。それが長野県庁にくれたんです。僕は日本に帰った後、県庁に勤めてたんですよね。だからそっちにいると思って県庁にお見舞いのメールをいただきまして、それが松本市の方にきました。それに対しては一応返事を出しまして、その後で今度は我が家にこれが届いたということでございます。ですから一応状況についてまたメール打たなくてはいけないと思っております。

【記者】
 わかりました。

【市長】
 こういうことっていうのはあるんですね。いつかまた我々もお世話になるよ、とか、あるいはあの中にいた子ども達が逆に日本を救うような状況ありうると。医者になってとかあるいはまた看護師になってとか言ってたけれど、形はちがうけれどやはり不思議だなあと私は思っております。だからやはり地球市民ということは、そうは僕自身まちがってなかったし、日本の子ども達に言ったし、今度こういうことが来るとなるとやっぱり世界の平和っていう意味の一つの具体例になる可能性もあるんじゃないかなって思って、そういう意味ではありがたく思っております。はい。

【記者】
 あともう一つすみません。先週までその内閣府のですね食品安全委員会へ参考人としてご出席されていたと思うんですけれども、その厚労省が作った暫定基準っていうものをどういうふうに考えるかということだったんですが、その結論的にいうと暫定基準値は大筋これでいこうという、お墨付きを食品安全委員会として出した形になったと思うんですけれども、これに対して何かそのご所見は。市長の個人的なお考えとしてそういう結論であってさしつかえないというお感じになっていらっしゃいますか。

【市長】
 ええ。最初に一番私が驚いたことっていうのは、先程の話に戻ると思うんですけれども、これは原発がいい、悪いではなくて、今、日本政府が原発を推進する形の政策でもって進めています、世界に向けても。日本はアメリカ、フランスに次いで第3番目、ですから、原発が非常に多いわけです。また建てようとしているわけです。だからそういう国であれば、万が一事故が起こった場合には、食品の汚染に関しても、きちんとした基準値を設けてもう準備してあると私は思っておりましたが、今回日本はまだそういう基準値がなかったから、それで厚生労働省は急遽暫定の基準値っていうのを決めたわけです。その暫定の基準値を決める根拠はICRP国際放射線防護委員会がつくってある値、あるいはまたWHOの値を参考にして作ったわけです。それを示したわけですけれども、このときに食品安全委員会にこの値ではたして健康影響の評価っていうのはどうかってことを受けてないから。だから厚生労働省が食品安全委員会に諮問したわけです。これでいいですかこの値ってことで。
 それに対して実は食品安全委員会の委員さんっていうのは皆それぞれ立派な方がおなりだけれども、その中に放射線とか放射能に関する方が少ないから、今回またそれにスペシャリストを呼んでそれで委員になったりあるいは参考人として来て下さいと。その1人として、僕の場合には全然スペシャリストじゃないけれども、チェルノブイリで現地を知っているからっていうことで呼んでくれたのだと、僕はそう思っています。

 そういう中でもって検討していただいたわけですけれども、基本的にICRPあるいはまたWHOあるいはまたIAEA含めて数値でもって評価されまして、これでいいだろうということで、結構厳しい値をとられていると思います。ただ僕として言わせてもらったのは、子どもあるいは妊産婦を含めてこの方々を大事にして欲しいなってことですね。子どもの命を守るってこと、あるいは妊産婦は当然ですが妊産婦自身よりそのお腹にいる赤ちゃんのことですけれどもね。基準を緩めないように厳しい方に置いてもらった方がいいだろうっていうことは申し上げました。中には基準が厳しすぎると、一方で僕よくわかるんですけれども、農業生産者にとってみるとつらいわけでございますので、それでそのへんのところの値もやはりバランスとらなきゃいけないっていうことはわかるんですけれども。僕としては、本当に子どもの命を守るっていうのは国策としてやったほうが、今の段階ではいいんじゃないかっていうことですから、緩めるよりは少し厳しく置いておいておいたほうがいいだろうなということです。変な話ですけれど、理想的っていうのはそういうものだ、皆さん食べていないわけではないわけですから、ですから一番そうあってほしいわけですけれども、それが無理であれば妊産婦とかあるいはまた乳幼児・子どもだけは守ってあげて、大人は場合によっては食べても基準値を超えなければ、ということでいいんじゃないかなって思っております。

 今回の値というのは、厚生労働省も今、福島原発の場合にあてはめた基準値としていきたいということで、この事故が収まった後で改めて平常時の場合と、それから今回の事故時と両方の基準値を設定するということをお考えのようですから。今後食品安全委員会が継続されてこの問題を検討していくというふうに私受けとっております。そのように多分答申書の中にも文言書いてあるはずですね。

 今後継続的に検討するってことで。今回あくまでも福島の原発事故という緊急事態の中において、今日本の基準値も設けているというふうに私は理解しております。

【広報国際課課長】
 そのほかに何かありますか。どうぞ。
(29分33秒)
【記者】
 今の点なんですけれども、つまり公共施設みたいなものがあったということですか。そうじゃなくてアマチュアの子ども達の歌劇団が持っている建物があって、そこの一室を間借りされていたということなんですか。
【市長】
 そうですね。そのように考えてもらえばいいですね。
【記者】
 ではアマチュアなんだけれども、そういう建物を彼らが持っていた。
【市長】
 ですからモーズリーという街の市長さんが、その歌劇団を非常に誇りを持っていて、そこを元々は幼稚園、そこが空いたものですから、そこをこの歌劇団に貸してあげてそこで彼ら練習したりして。普通のお家だからみんな例えば週に2回はレッスンがあるから来て、そういうグループがあって。まったく素人ですからね。
【記者】
 彼らはその建物で活動していたということなんですか。
【市長】
 そこをベースにして練習したりして、いろんな歌とかあるいはまた踊りなんかを全部やって。
【記者】
 歌劇とういうのは非常に民族的な色彩。
【市長】
 ええ民族的。歌劇団ってここに訳してあるけども、僕らはアンサンブルって表現したんですよね。そんなにこれは重くみなくていいです。これはとにかく子ども達が、あそこの子ども達が汚染地にいる子ども達が元気出そうという事でもって、そのリーダ―の人がしおれちゃいけないよってことで、それでがんばろうっていうことで、そういうレッスンを開いてくれたんですね。みんながんばって。
【記者】
 当時市長は歌劇団のお子さん達の中で、例えばその甲状腺癌が出た子ども達がいて手術をされたとか、あるいはこう検査をしてあげったっていうようなことあるんでしょうか。
【市長】
 ええ、その場所を借りながら私、検診してましたから。
【記者】
 当然そこに集まる子ども達のことも。
【市長】
 それから家族、それから近隣の、ちょうど今日本でいったら、福島の場合だったら20キロゾーン・30キロゾーンだったらいろんな町や村があるじゃないですか。そういうところから皆来てくれて検診したんですね。それで病気の時は今度ミンスクに送って、もともと僕はミンスクにいましたからそっちへ送って手術したりとか、治療したってことです。
【記者】
 わかりました。今回荷物が届いたっていうことでお返事っていうのはお手紙であるいはお電話で、早速先方にはされてらっしゃるんですか。
【市長】
 実は事故が起こってすぐアンサンブルの一番やってくれる女性の先生がですね。

(40分07秒)
【広報国際課長】
 その他に何かございますでしょうか。
【記者】
 今日の庁議資料の中にも有るんですけれども、また地震の関係でいけないんですけれども、市内の経済的な影響が見られはじめていたりですね、あるいは予定をしておられた軍縮会議では無いんですが、世界健康首都会議の延期というような事がお知らせを頂いております、こういった影響が出て来ていることについてどの様にお考えでしょうか。
【市長】
 大変残念です。それしか無いですね。ですから、その対応につきまして松本市内の場合は、今日も商工観光部長にも言いましたが、今後窓口を設けてどの様な状況で有るのか、それに対して松本市としてどうするか。現在融資制度ということをやっているわけですから、細かい事は担当に聞いてください。ですから今度はこれに関連して色々な問題があれば、窓口をもうけて相談にのってやる体制も作ったらどうかと言うことは指示しました。いずれにしましても本当にこれ松本だけの問題ではないわけですからね、今回の震災、原発事故によって大変大きな産業経済に影響を及ぼしていることで、そういう意味では日本も再生するにはもう時間かかるけれども、一丸となってこの日本をもう一回どういう国に持っていくか必要なのかなと思っております。
【記者】
 あちらの贈り物についてなんですが、贈り物を送ってきて下さった歌劇団の名前なんですが。
【市長】
 「パレースカヤ・ゾ-ラチカ」。あの地方はとても素晴らしくてパレースチヤ地方というもんですから形容詞でパレースカヤになって、ゾーラチカというのは、空の「星」ですね、その星達という。
【記者】
 名前としては「パーレスカヤ・ゾーラチカ歌劇団」。
【市長】
 はい、それでいいです。
【記者】
 市長、ミンスクにいらして、その中でモーズリーにいらしたという事なんですが、大体で良いのですが、時期というのは、いつ頃になりますかね。
【市長】
 はい、私は、まず最初、5年半で3年間が首都のミンスクに居ました。それから後の1年半がゴメリー州のゴメリー市、それから最後の半年間はモーズリー市に居ました。
【記者】
 最後の半年間で、その交流が。
【市長】
 いえいえ、もうミンスクに居る時から、その関係がありましたからね。
【記者】
 たびたび、あの行かれてたのですか。
【市長】
 検診に、向こうから依頼されて。
【記者】
 分かりました。
【市長】
 あの原発に90キロですから、そこから、よく僕は原発の方面30キロ近くまで行ったりしてましたから。
【記者】
 はい、ありがとうございます。
【市長】
 はい。
【広報国際課長】
(43分45秒)
 その他はいかがでしょうか。以上で記者会見を終了させていただきます。
※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理したうえで作成しています。

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政策部 広報課
〒390-8620 長野県松本市丸の内3番7号(本庁舎3階)
電話:0263-34-3271 FAX:0263-34-3201

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