このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
松本市:ホームへ
  • 音声読み上げ・文字拡大
  • Multilingual
  • サイトマップ
サイト内検索
  • くらし・手続き
  • 健康・福祉
  • 子育て・教育
  • 施設案内
  • 松本の魅力
  • 市政情報
サイトメニューここまで

本文ここから

松本市市制施行110周年記念式典 市長あいさつ

ページ番号:171-087-151

更新日:2017年5月10日

市長

 本日ここに松本市市制施行110周年記念式典を挙行いたしましたところ、ご来賓の皆さま方には何かとご多用の中ご臨席を賜り、厚く御礼申しあげます。また、このように多くの市民の皆さま方のご参会の下で、この慶事を迎えることができ、誠に慶びに堪えません。

 ご承知のとおり、松本市は明治40年5月1日に市制を施行し、爾来一世紀を超える歴史を積み重ね、本日記念すべき110周年の節目の年を迎えました。市制施行時の人口は、およそ36,000人の松本が「明治・昭和の大合併」、更に記憶に新しい「平成の合併」を経て、今や東は美ヶ原高原の大地から、西は北アルプスの槍ヶ岳の頂上まで、県内最大の市域を形成し、人口24万人余の都市へと発展を遂げて参りました。 
 改めて、小里頼永初代市長を始め、つい先月鬼籍の人となられた第12代有賀正市長まで、多大な功績を残された歴代市長に心から敬意を表し、感謝を申しあげる次第でございます。

 早いもので、平成19年に、ここ「まつもと市民芸術館」で市制施行100周年のお祝いを挙行してから、10年の歳月を重ねて参りました。
 この間の大きな出来事として、平成23年に生じた、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故により、多くの人々が災禍に遭遇し、国民は大きな衝撃を受け、深い悲しみと苦悩、併せて先の見えない不安に包まれました。
 戦後の急激な経済成長の下で、科学文明の恩恵を信じ、ひたすら走り続けてきた日本人が、未曾有の被害に直面したことを契機に、改めて「真の豊かさ」とは何か、人々は今までの「生き方・暮らし方」を見直し、価値判断のハンドルを切り替えなければ未来はない、と決意したように思料しておりました。
 しかしながら、私はこのところの社会の潮流は、誠に残念ながらそうした覚悟を飲み込み、引き潮のごとく遠のいていくことに、危惧の念を深くしているところであります。

 私は市長就任当初から、そもそも人の幸せとは何か、生きている意義は何か、市民の皆さまには「モノから心へ」 「量から質へ」と呼びかけて参りました。そしてその先には、地域社会で失われつつある「向こう三軒両隣」のような、お蔭様お互い様の精神で、確固たる絆で結ばれたコミュ二ティの形成が必要であると申しあげて参りました。
 お蔭を持ちまして、現在、全市域35の地区で、地域の特性を活かしながら、自主自立の地域づくりが進められております。市民の皆さまが地域のさまざまな課題に直面しながら、経済や科学文明万能ではなく、「腹八分」の幸福感で、その地に共に生きる喜びを見出し、一歩前へ踏み出す姿に、私は松本の明るい未来を展望しております。地域づくりは未だ緒に就いたばかりではありますが、本市における「市民が主役」の下、地域民主主義の街づくりの実現を目指し、引き続き、皆さま方をしっかり支えて参ります。

 その一方で、これから続く20年、30年先の社会を見据えた時、未来を担う子どもたちを取り巻く環境は、決して平坦ではないように思います。特に「子供の貧困」とその「連鎖」は深刻な問題であり、現下の世に問われている政治的かつ社会的な喫緊の課題であります。
 松本市におきましては、子どもがそれぞれの生い立ちによって将来が左右されることのないよう、「心・経験・つながり・文化」など、子どもを取り巻くあらゆる貧困からの脱却を目指して、「子ども未来応援指針」を定めたところであります。まず手始めに、「食事の提供をする子どもの居場所」の拡大に努めてまいりますので、地域におかれましても、次世代を担う子育て、人づくりに、積極的なご参画を願って止みません。

 次に市政運営の柱であります「健康寿命延伸都市・松本」の創造につきましては、市民の皆さんが日々健康づくりを実践し、他方でそれを健康医療産業が支え、また企業は自ら「健康経営」に努めるなど、ダイナミックなヘルスバレーの構築を目指して参りました。
 特に、経済産業省からの支援を受けて整備拡充を図ってまいりました「松本ヘルス・ラボ」のオフィス開設は、市民の健康志向を一層高め、健康医療産業の集積を推進する上で、日本の耳目を集める極めて挑戦的な取り組みでありますので、さらにその拡充整備に努めて参ります。

 さて、奇しくも市制施行110周年の年に、長年の懸案課題に着手する運びとなりました。
 まず「市立基幹博物館」につきましては、松本城南・西外堀の復元に伴って、三の丸地籍に移転新築を進めます。また狭隘化や老朽化の進む「市立病院」は、移転改築することとし波田地籍の用地取得に努め、さらに建築後60年を迎える「市役所庁舎」につきましては、新庁舎建設計画に着手したところであります。
いずれの施設も、百年の大計を持って、万全を期して進めて参ります。
 また、110周年の記念事業につきましては,市民参加のもと、皆さまの記憶に残り、且つメッセージ性の高い事業を展開して参りますので、皆さま方には折々のイベントにご参加いただき、次の10年への誓いのスタートにしていただければ幸いであります。
 特に、松本で生まれ、急速に全国運動へと広がっております、「残さず食べよう!30・10運動」がきっかけとなって、「第一回食品ロス削減全国大会」を10月に開催いたします。
 今日、日本では、食べられるにも関わらず、捨てられている食品が年間621万トンにも達しております。これは世界の中で飢餓に苦しむ人々に向けた、食糧援助量 320万トンをはるかに上回る量であり、まさに、「暮らしの見直し」や「消費生活の改善」が国家的な焦眉の課題であります。

 こうした問題を直視し、地方でしっかり取り組むことによって国を動かし、多くの人々に意識改革を促すべく「もったいない」の精神で、本市では食べ残しを減らすため、「30・10」運動を地道に展開して参りました。
 お蔭様で徐々に、市民や事業者の間に実践の輪が広がり、大きな成果を挙げつつあります。
 さらに、保健衛生上の課題もありますが、関係者のご理解によって「持ち帰り運動」ができないか、目下、模索の段階にございます。
 こうした意味合いもございますので、この松本の地で開催される、記念すべき第一回の食品ロス削減全国大会に、大勢の市民の皆さまがお出かけくださいますようお願いいたします。

 以上、市制施行110周年に当たり、市政運営を巡って私の直近における所感を申しあげましたが、市民の皆さま方には次の10年に向かって、市勢の振興発展に一層のご尽力を賜りますよう、お願い申しあげます。

 結びに、遠路ご臨席を賜りましたご来賓の皆さま方を始め、市民の皆さま方のご健勝とご発展を心からご祈念申しあげ式辞といたします。

平成29年5月1日

お問い合わせ

総務部 秘書課
〒390-8620 長野県松本市丸の内3番7号(本庁舎2階)
電話:0263-34-3200 FAX:0263-35-2030

この担当課にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

こんにちは市長です

関連情報

  • 情報が見つからないときは
  • よくある質問
サブナビゲーションここまで

以下フッターです。