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平成29年新年祝賀会 市長あいさつ

ページ番号:171-087-151

更新日:2017年1月5日

市長

 明けましておめでとうございます。
 本日はこのように大勢の皆さまにご出席いただき、こうしてご一緒に清々しい新春を迎えられましたこと、誠にご同慶の至りでございます。
 また、皆さま方におかれましては、日頃より、松本市の市政運営に多大なるご支援とご協力を賜っておりますことに対しまして、改めて深く感謝を申しあげます。

 まず、ここで、昨年の我が国の経済状況を若干振り返ってみますと、
 年明け以降、景気が緩やかな回復基調が続く中、原油価格の下落やアジア新興国等の景気の減速など下振れリスクが高まり、1月末に日銀は新たな追加緩和策として、マイナス金利政策の導入を決定し、6月には政府が消費税10パーセントへの引き上げを、平成31年10月まで延期することを表明しました。
 新たな財源確保や社会保障制度の充実策への影響など、将来に対する不安感が払拭できず、今なお消費者マインドは停滞状況にあります。また、米国次期大統領の政策運営への懸念から、先行きは不透明となっています。
 国政におきましては、戦後71年振りの参政権の拡大により、選挙年齢が18歳以上に引き下げられて初めて、参議院議員選挙が7月に行われました。将来を担う若者たちの政治への関心を高めるために、引き続き学校などでの「主権者教育」が重要となってまいります。
 
 さて、私は昨年3月の市長選挙において、市民の皆さまにご支持をいただき、四度、松本市政の運営を担うこととなりました。3期12年にわたり、健康づくり、子育て支援、危機管理を始めとし、「健康寿命延伸都市・松本」の創造に向け、さまざまな分野にわたりバランスを取りながらまちづくりを進めてまいりました。四期目の市政運営にあたりましても、こうした方針の下、市民の皆さまが求める「医療」、「福祉」、「子育て支援」は基本政策として引き続き堅持するとともに、誰もが生きる喜びを実感できる、もう一段階上のまちづくりを目指し、「生きがいの仕組みづくり」を進めているところでございます。

 改めまして松本市の昨年を、若干振り返りますと、新たに国民の祝日となった「山の日」の第1回全国大会を、皇太子同妃殿下並びに愛子内親王殿下のご臨席を仰ぎ、国、県、地元上高地町会や山岳関係者など、多くの皆さまのお力添えの下、滞りなく成功裏に開催することができました。この度の祝日の制定以前より、岳都を標榜する松本市は毎年山岳フォーラムを開催し強力に後押ししてまいりました。今回の「山の日」の制定が契機となって、多くの国民が山を思い、山の恵みを大切にする機運が高まり、次代を担う子どもたちへ山の恵みが継承されることを願ってやみません。
 次に、平和都市宣言30周年事業として、日本非核宣言自治体協議会総会を始めとし、親子平和教室、松本ユース平和ネットワーク事業を開催するなど、平和を創る取組みを積極的に行いました。さらに本年4月からは、松本市の取組みを市内外に明確にし、市民意識を高めるため「平和推進課」を設置し、「平和の連鎖」に向け、更なる事業を一層推進してまいります。
 続いて、日本国内の年間食品ロスが約632万トンとされる中、本市の「残さず食べよう!30・10運動」などの食品ロス削減の取組みが、国の食育白書や消費者白書に先進的事例として掲載され、併せて、全国版の新聞やテレビ等のメディアで取り上げられたこともあり、長野県内はもとより、全国多くの自治体で取り組まれるようになりました。昨年10月には、環境省、農林水産省、消費者庁主催のシンポジウムにおいて、10月30日を「食品ロス削減の日」とすることを松本市から提案いたしました。世界的な課題となっている食品ロス削減に向け、この取組みを発祥の地である松本市が中心となって更に積極的に進めてまいります。
 また、昨年10月に確定値が公表された、平成27年国勢調査人口等基本集計では、松本市は県内19市で唯一、前回調査より人口が増加いたしました。その要因は一概には言えるものではありませんが、市民の皆さまの「生活の質」を大切にした、バランスの取れたこれまでの多彩な政策展開が連動した成果であると捉えており、今後も一つひとつの施策を着実に進めていくことが不可欠と考えております。
 
 それでは、ここで、四期目の市政運営における5つの重点目標のうち、主な取組みについて申しあげます。

 一つ目は、地域包括ケア体制の整備や地域づくりの人材育成など、心と体と地域を支える「健康ときずなづくり」でございます。
 急速進展する少子高齢型の人口減少社会では、昨今、失われつつある「お互い様」という共助の精神である、「向こう三軒両隣」のような支え合いの仕組みが必要であると考えております。そこで、これまで築いてまいりました福祉ひろば並びに公民館や地域づくりセンターによる地域づくりを基盤として、誰もが住み慣れた地域でいきいきと自分らしく暮らし続け、病気になったときや介護が必要なときに、安心してケアが受けられる仕組みを構築するものであります。昨年は、三つのモデル地区において支え合いの仕組みづくりに取り組み、これを参考として、平成31年度までには35地区全てにおいて、地域課題に的確に対応するシステムを機能させる予定であります。
 
 二つ目は、これまで松本地域で医療機関等と協力した出産体制を引き続き維持し、子どもや子育てを包括的に支援する「次世代を育むまちづくり」であります。
 これは、私が市長就任以来一貫して、特に力を注いできた妊娠・出産から子育てまでの切れ目のない支援を行うものであります。これまで構築した松本地域出産・子育て安心ネットワークや不妊・不育症治療費助成事業、並びに産後ケア事業に加え、昨年は「子ども子育て安心ルーム」を開設して、子育てコンシェルジュと母子保健コーディネーターを配置し、子育て家庭の目線に立った相談と情報提供を開始いたしました。こうしたきめ細やかな支援が、第2子、第3子への希望となり、結果として人口の自然増が促進されることを期待するものであります。
 
 三つ目は、松本ヘルスバレーの構築、新観光戦略の推進、伝統地場産業の育成、女性や若者が活躍可能な社会づくりなどによる「経済の好循環の創出」であります。
 はじめに、「松本ヘルスバレー構想」について申しあげます。昨年6回目を迎えました世界健康首都会議では、ドイツ・フライブルク市や台湾・高雄市から基調講演をいただき、参加者は過去最高となる2日間で延べ1500人となり、内閣府、厚生労働省、経済産業省を始めとし、大都市圏の企業の方々からも大変高い評価を頂いたところでございます。また、この会議から生まれた「松本ヘルス・ラボ」は、健康に関心のある多くの市民を募り、市民ニーズの視点から健康増進関連などの新製品・サービスの提案やモニターに参加することにより、健康に対する市民意識の更なる醸成と、ヘルスケア産業の振興を同時に実現することを目的としております。国内では初めての試みであるこの組織の位置付けも、国の事業採択を受けた地方創生推進交付金を活用し、一般財団法人として体制を強化し、併せて、本年3月には中心市街地に事務所を開設し、企業や会員相互の交流の拠点として、より一層積極的に事業展開を実施してまいります。
 次に、新観光戦略の推進につきましては、一つ目として更なる外国人観光誘客のため、超広域観光ビジット3と銘打ち、信州まつもと空港を活用し、松本市と観光・文化交流都市協定を結んでおります、札幌市や鹿児島市を訪れる新規の訪日観光ルートを提案し、新たな人の流れを創出するものであります。加えて二つ目として、北陸・飛騨・信州3つ星ルートは、金沢、高山、松本などの各都市において、ミシュラングリーンガイドで「3つ星」と紹介された観光地をつなぐ広域周遊ルートで、国内外に向け一層の誘客を図り、観光産業の振興を目指してまいります。
 
 この他、次世代交通システムの具現化と地域公共交通の維持や、新エネルギー戦略などによる質の高い「暮らしと生活の基盤づくり」、また基幹博物館並びに市立病院の建設や市役所新庁舎建設計画の推進、中部縦貫道・国道19号等の広域道路網の建設促進、信州まつもと空港の機能強化等々、「将来世代のためのハード整備」の二つの重点目標につきましても、それぞれさまざまな課題は山積しておりますが、松本のまちにふさわしいものとなるよう市民の皆さまのご意見を賜りながら、方向づけを行ってまいる所存でございます。
 とりわけ、大規模商業施設の中心市街地出店にかかわる交通渋滞などの諸課題につきましては、出店者をはじめ、交通事業者、更に街づくりに携わる皆さま方と協議を重ね、可能な限りの対策を講じてまいりたいと考えております。
 

 ところで本市は、市民に最も身近な基礎自治体として、より多くの行政サービスを迅速かつ効率的に提供することにより、市民生活の質や利便性の向上を図り、総合的な健康福祉政策を効率的に推進するため、中核市移行に向け検討に着手いたしました。ただそのためには、移行により期待される効果と保健所への専門職員の配置や市の財政への影響などの課題を考慮しつつ、慎重かつ丁寧に検討を重ねてまいります。

 そして、迎えます平成29年度は、市制施行110周年の節目の年にあたり、これからの松本市のあり方をより深く考え、「未来志向」で松本市がステップアップしていく『きっかけ』の年に位置付けてまいります。
 市制施行記念日の5月1日には、記念式典を挙行し、ノンフィクション作家の柳田邦男氏をお招きする予定であります。ご承知のとおり、柳田氏は、戦争や災害、医療事故などさまざまな分野において、精力的に執筆活動をされております。とりわけ「新しい価値観として心の地域創造」を訴え、「健康寿命延伸都市・松本の創造」の取組みを行っている本市に対しまして、大変強い関心を示されておりますことから、ご講演をお願いしたところであります。
 このほか、110周年を記念し、さまざまな大会を松本市で開催いたします。主なものとしましては、6月17日に、「第57回全日本花いっぱい松本大会」を開催いたします。本市での10年振りの大会開催にあたり、改めてこの運動の原点を再認識し、生きがいづくりや次世代の育成へとつなげてまいりたいと考えております。
 また、10月1日には、松本市において初のフルマラソン大会「第1回松本マラソン」を開催いたします。1万人のランナーが雄大な北アルプスを眺め、松本城を中心とする城下町を駆け抜ける大会で、松本市の魅力を国内外に発信し、交流人口の拡大と地域経済の活性化を図るものであります。
 更に、10月30日には、先にも触れました食品ロス削減をテーマとした全国大会を開催いたします。農林水産省等の協力の下、国や自治体だけでなく、さまざまな関連団体による情報交換や認識共有の機会とすべく、松本市から全国へ発信してまいります。

 私は市長就任当初から、「これからは自らの生き方を問う時代が訪れる」と申しあげ、「経済至上主義社会」から「住民主体型成熟社会」の実現に向け、多くの市民の皆さまとともに松本のまちづくりに努めてまいりました。世界の誰もが経験したことのない超高齢化時代において、今、行政にあらためて求められる最終命題は、そこに住む人々に「生きていて良かった、このまちに住んでいて良かった」という肯定感を抱かせるような、「生きがいの仕組みづくり」ではないかと私は考えております。
 市民の皆さまが、この松本の地で生きていくことに「誇り」を持ち、同時に自らの「責任」を果たし、先人が築き守り育ててきたこの美しいまちを次世代に引き継ぐため、一緒になってこのまちを創り上げていくことが、「品格のある美しいまち」に繋がっていくものと確信しております。どうぞ、皆さま方の一層のご理解とお力添えを賜りますようお願い申しあげます。
  
 結びになりますが、今年一年が市民の皆さまにとりまして、健やかで穏やかな佳き年となりますよう心からご祈念申しあげますとともに、ご臨席賜りました皆さま方のご健康、ご多幸と益々のご発展をお祈り申しあげまして、新年のあいさつといたします。

お問い合わせ

総務部 秘書課
〒390-8620 長野県松本市丸の内3番7号(本庁舎2階)
電話:0263-34-3200 FAX:0263-35-2030

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