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平成27年度 受賞作品

更新日:2016年3月28日

最優秀景観賞

幼保連携型 ささべ認定こども園 保育課

所在地:笹部3丁目12番5号
所有者:学校法人 池田学園
設計者:アトリエFOS一級建築士事務所 青木一実+藤田大輔
施工者:松本土建株式会社

 色調を抑えたシックでナチュラルな園舎はシンプルな線と面で構成され、屋根の上に広がる空の青と道路から園舎に向かって緩やかに上る庭の芝生の緑と相まって心地よい景観を作り出しています。
 園舎を平屋建てで高さを抑えたことで、背景に美しい北アルプスの山並みが望めます。そこに遊ぶ園児たちの赤い帽子がよいアクセントとなり、まさに子供が主役であると分かる保育園です。また、住宅街の中、園舎、カーポート、擁壁、フェンスなど各所の高さ、素材、色調等の細やかな配慮により、周囲に溶け込み、子供たちの存在が自然と受け入れられるようなまちとの繋がりを感じました。
 これらに対して、全面がコンクリートで固められた道路から玄関へのアプローチが少し残念でした。この空間に柔らかさや優しさを与える余地があると感じました。
 このようなまちの中でも周囲との調和を意識し、風景を活かす造りは、今後の住宅地でのさまざまな施設のあり方を示していると考えました。子どもたちがまちの中、風景の中で、芝生で駆け回りのびのびと遊ぶ姿に、健やかな成長を期待するばかりです。

部門賞

≪建築物・工作物部門≫ 蔵の人形美術館(蔵を庭へひらき、庭が通りへひらく)

所在地:神田1丁目25番1号
所有者:檜皮屋林人形工房
設計者:株式会社 アーキディアック
施工者:株式会社 野田建設

 人形の美術館というテーマで、古いものを残し活かしながら新しい使い方をする1つの提案となりました。
 石畳のアプローチ、土蔵、竹の生垣、それぞれがバランスを保ちながら風格を感じさせる作品です。角地の重要性を意識し、奥の母屋や生垣、そして通りに対して連続性をもたせ、周囲の景観と人形の美術館が一体となる空間は、集落のシンボルとなり得る存在です。
 今後、より蔵が庭へ、通りへ、そして地域へひらいていき、道行く人が人形の世界へと自然に導かれることを期待し部門賞とします。

≪建築物・工作物部門≫ 北深志の家

所在地:北深志1丁目359番地
所有者:佐藤文俊
設計者:林建築設計室
施工者:株式会社 滝澤工務店

 敷地内の二世帯、古い建物と新しい建物、そして住居空間と道路空間をそれぞれ良く考えられたちょっとした空間で繋いでいます。
 古くは武家地であったまちなみを保ちながらも、前面に駐車場を確保しアプローチと一体化した空間とすることで、内と外を自然と繋げ、上手く開放感を生み出しています。新しい建物は、色、高さ、壁面、屋根など 周囲と合わせまち並みに馴染みつつ、表と裏の使い分け、白・黒・茶のコントラストなど、単体でもバランスがとれています。
現代の隣り合わせの二世帯をつなぐ良いお手本となると評価されました。

≪建築物・工作物部門≫ 土肥農園

所在地:波田10705番地16
所有者:土肥寛幸
設計者:news設計室
施工者:株式会社 滝澤工務店

 松本平を一望できる壮大なロケーションを手に入れた住宅です。地形に素直に従い、母屋、倉庫、薪置場などが水平な等高線に合わせて横に並び、それらの屋根は山並みにそった屋根勾配が与えられています。敷地内の配置とナチュラルな外観が、住宅自体を風景の中へ溶け込ませています。また、入口のスイカを一口かじったような看板も、農園の個性を演出しています。
 広大なスケールの中で、外からの視線と中からの視線の両方を楽しむことができ、誰もが住んでみたいと思うような憧れの住宅です。

≪建築物・工作物部門≫ 大信州酒造 (造り酒屋の家)

所在地:島立2380番地
所有者:田中隆一
設計者:勝家建築研究室
施工者:勝家建築研究室、造園 庭工房

 明るいグレーの屋根に黒の板壁と板塀のコントラストが立体感を生み、そして黒い壁に穿かれた開口部を縁取る明るいオレンジに近い木枠がインパクトある表情を与えています。国道から店舗の背後に見える煙突となまこ壁を有する白い蔵が、会社この店舗とお酒のイメージを強く印象付けるとともに、風格を与えています。店舗と小道を挟んだ住居との並び、塀の連続性と、背景に連なる北アルプスの風景が国道158号線の沿道景観を際立たせています。特に、店舗は本棟造りの山の裾野が広がるような力強い構えで、敷地内の1棟1棟も建物の姿がまるで背景のアルプスの山々に呼応したかのような印象を受けるものです。
 国道沿いならではの、風景との調和や、連続性など、沿道景観を考えるきっかけになればと思います。

≪建築物・工作物部門≫ 稲核の風穴

所在地:安曇稲核3476番地1
所有者:稲核町会
設計・施工者:株式会社 大野建設

 風穴に寄り添うように山の傾斜に合わせて造られた建屋は、側面の石積みが苔むしシダに覆われ、地形に、自然に、風景にしっくりと馴染み、この空間だけが違う空気が流れているような風穴にふさわしい雰囲気を感じる空間です。前面の旧野麦街道が、国道158号線から風穴へ導くようにひっそりと残されており、歴史や背景と風穴の関係性をうかがわせます。
 今後、周辺環境と連携し、国道158号線からのアクセスや道の駅からのアプローチなどを工夫すれば、より多くの人に見て触れて感じていただけるようになることが期待できます。今後も大事に保存活用され、永く引き継いでいかれることを願います。

≪まちづくり活動部門≫ 農業用石積水路

活動者:島内、町地域総合環境向上協議会

 ほ場整備を行わないという選択によりこれまで田園風景を守ってきたこと、これからも生き物や風景を残し次世代の子どもたちに引き継いでいきたいという想いで活動されてきたことを評価しました。
 石積水路の設計施工だけではなく、それにまつわる草刈・泥上げなどの維持管理活動、生き物調査、子供たちの参加、地域の想いなどさまざまな要素が相まってこの景観をつくりだしていると言えます。
 この活動が地域のいろいろな伝統文化の要素と関連し、コミュニティに更なる波及がもたらされることを願って部門賞とします。

奨励賞

松澤邸

所在地:蟻ヶ崎3丁目2番16号
所有者:松澤克彦
設計者:HAL設計室
施工者:田沢川窪建設有限会社

 落ち着いた和風の住宅で、住宅街の狭い通りに面しながらも、セットバックを取り2階の高さを押さえることにより、開放感を生み出しています。敷地の両角に植えられた松とイチイの木が、角地のアイストップとなり、入り組んだ狭隘街路でシンボルのような存在となっています。
 建築単体に対する評価は高いものの、生垣などの植栽が十分に生育していないので、相対的にアプローチのコンクリートブロックや境界部の立ち上がりが目立ってしまい、現段階での評価を付けられませんでした。
 今後、植栽の成長により、全体的な完成度が更に高まることを期待します。

手打ちそばこばやし本店井戸

所在地:大手4丁目8番6号
所有者:株式会社 こばやし
設計・施工者:株式会社 住総

 店舗入口脇の小さい空間に松本の湧水を使った凝縮された庭園を造り出し、通りがかる人が楽しめ、安らげる場所となっていることを評価しました。
 水鉢に野菜を浮かべるなど水と親しめる工夫や、七夕人形やススキなどで四季を演出し、水の持つ清涼感だけでなく通りへの賑わいや下町らしい演出も感じられます。
 店舗のファサード全体の設えとして、入口周りの看板類や井戸周りの植栽や小物などのいろいろな要素にデザイン的、様式的な関連性が付いてくると、より雰囲気が増すと期待できます。

源智の井戸 清掃活動

所在地:中央3丁目
活動者:中央東高砂通り周辺地区まちづくり推進協議会
     学校法人 松商学園 源智寮生

 地域の皆さんと若い生徒さん達が協働して松本の資産である源智の井戸を清掃し、景観を美しく保っていることを評価しました。
 これまでもさまざまな団体が地域のシンボルとして源智の井戸を清掃してきた中で、学生寮の建設をきっかけに、地域住民と高校生という新たな枠組みの活動が始まったことに、これまでとは異なるコミュニティが生まれる可能性が示唆されています。井戸、せせらぎを磨くことは、地域の想い、学生の思い出、松本の魅力を磨くことにも繋がります。
 こうした志が松本の中心地から広がり、井戸を大事にする思いや行動が広がり、景観だけでなく地域づくりに繋がっていくことを期待します。

松本手打ち蕎麦 丸周

所在地:中央2丁目7番14号
所有者:丸山尚之
設計者:戸田加代子
施工者:株式会社 優プラン

 飯田町の通りに古くから佇む町家で、以前の印刷屋から蕎麦屋に改修されました。
 素材の色合いを上手く使った端正で落ち着いた外観には好感がもてます。このような古い建物が装いを新たにすること、新しい使われ方をすることで、まちや通りの歴史や文化の記憶が継承され、地域に良い変化をもたらすことが期待できます。
 町家のファサード全体としては、コーディネートがもう一歩欲しいと感じました。看板、ポスター、メニュー看板などの設えを建物のファサードに合わせることを意識されるとより良くなると思います。

鎮守の森 ホタル公園

所在地:和田2678番地 和田神社境内裏
活動者:和田水土里の会

 住民をはじめこの地域に関わる方々が、身近な自然、田園風景を守っていこうという活動の中、地域で失われてしまったホタル舞う風景を取り戻そうと努力されていることを評価しました。
 神社の使われていなかった一角をホタル公園にするということで、ホタルが生息する環境を整備して、そこを地域の方が親しめるような場ともなるように、一から環境づくりが行われており、活動に参加されている方々の熱意が伝わってきました。
 今後、手入れを続けホタルの復活する光景を願うと共に、地域のシンボル的な空間として多くの人に使われるようになることを期待します。

ミユキドウ菓子工房看板

所在地:中央2丁目4番10号
所有者:菓子工房ミユキドウ
施工者:株式会社 トップデザイン社

 ケーキ作りに使用する金型と台で構成された店舗の特徴を良く表現している可愛らしい看板です。これらの道具と店名だけのメッセージは、シンプルでありながら、お菓子を作るところや焼き上がったものを想像させ、見る者を店内に導きます。
 一方で店舗のファサード全体のバランスを考えると、入口上部の看板や大窓に掲示された店名の色合いやフォントの違いなど気になる点が少々あります。
 これからもまちの洋菓子屋さんの看板として多くのお客さんをお出迎えすることを期待しています。

ミナ ペルホネン 松本店

所在地:大手2丁目4番26号
所有者:株式会社ミナ
設計者:皆川明/斎藤正棟
施工者:斎藤正棟建築

 かつては薬屋だった建物を生かし、看板建築がとして、もとのファサードや建物の骨格枠組に新たな素材と様式を嵌め込むことにより異なった表情を与え、六九通りの中にブランドの世界観を表現しています。
 個性的で存在感がありながらも通りの風景に修まっている様子から、両隣との並びや、まちなみや通りの雰囲気を大事にしていることがうかがえます。外観的な面だけでなく、古き良きものを現代に生かす姿勢や発想が、通りへのよい刺激になると考えます。
 この建物が周辺の店舗デザインに影響し、通りと商店街に新たな賑わいをみせることを期待します。

LIFE STYLE MARKET

所在地:新橋6番16号
所有・設計・施工者:株式会社VC

 国道19号線と犀川に東西を挟まれた細長い敷地に立地する建物で、全体をヨーロッパのアルプスの麓にあるような洋館のスタイルとしながら、国道に面する表側の商業店舗と川岸に面する裏側のバックヤードとで外観の表情を使い分けた美しい佇まいです。
 犀川の対岸から眺めると、城山を背景に白壁と表出した木の構造のコントラストが映えます。中庭のデッキスペースからは犀川越しに北アルプスを眺めることができ、風景を楽しむための工夫もされています。テナントの設えも個性を出しつつ建物のスタイルに合わせているので、退屈では無い統一感が出ています。
 駐車場にも緑などのアクセントがもう少しあると、より沿道景観に潤いを与えると思います。

お問い合わせ

建設部 都市政策課 都市デザイン担当
〒390-8620
松本市丸の内3番7号
松本市役所 本庁舎5階
電話:0263-34-3015 FAX:0263-34-3202

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