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木製品

ページ番号:239-002-774

更新日:2018年7月5日

松本漆器

松本漆器

 松本漆器(しっき)は、松本城主お抱えの職人やその子孫が、明治から大正にかけて木曽から松本へ移り住んだのがルーツといわれています。
 漆器とは、漆(うるし)を塗って仕上げた器や道具の総称で、装飾性、保存性に優れ、古代から装飾品、生活用品、建物などに塗られてきました。松本・木曽地方に豊富なひのき、かつら、とちなどを木地として、座卓・盆・膳・ひろぶたなどが作られてきました。
 かつては中町に10軒をこえる漆器屋が軒を連ねていましたが、時代の変化に伴って急速に数を減らし、松本漆器工業組合の組合員も現在は2名となっています。仕事の主体も漆器づくりから修理に移りつつあります。

お神酒の口

お神酒の口

 お神酒の口(おみきのくち)は「おみきすず」ともいい、松飾りとともに歳神様(としがみさま)や神棚に供えるお神酒徳利(とくり)にさして飾る竹細工の縁起物です。かつてお神酒の口を飾る習わしは松本市域に広くみられ、暮れになると一対一組で神棚のお神酒徳利にさし、大みそかにそのお神酒をいただいたといわれています。お神酒の口はそのまま飾り、1年後の三九郎(さんくろう)で焼いたりすることが多かったようです。
 お神酒の口は、平成10年に国の記録作成等の措置を講ずべき「無形の民俗文化財」に選択されました。

初音

初音

 初音(はつね)は竹製の笛で、昭和30年代までは、大みそかの晩、除夜の鐘が鳴る頃になると「初音~、初音~」の呼び声で初音売りがやってきました。子供たちは、待ちかねたように初音を買ってもらい、二年参りや初詣にでかけたものでした。
 初音は、お正月のしめ飾り同様、誰でも作れるものです。多くの皆さんに松本の年末の風物詩を楽しんでいただければと思います。

白樺細工

白樺細工

 松本平に白樺細工が誕生したのは大正初期といわれています。彫刻師の清水湧水(しみず・ゆうすい)氏が、日本山岳会の槙有恒(まき・ゆうこう)氏からスイスの登山人形の話を聞き、それをヒントに白樺の丸太を使って制作したのがはじまりとする説があります。
 その後、壁掛けやこけしなど多くの種類が作られるようになり、中でも長野県の県鳥で北アルプスに生息するライチョウを彫った「ライチョウ彫り」は、山の土産品として都会の方たちを中心に好評を博してきました。

木工芸品

木工芸品

 松本では、家具製作や白樺細工の流れをくみ、地元産の木材を使ったさまざまな木工芸品が開発・製造されています。近年は後継者不足から職人の高齢化が進み、業界の規模は縮小していますが、木の温かみを活かす職人の巧みな技から生み出される製品には、愛好者も少なくありません。

楽器製造業

楽器製造業

 適度に乾燥した気候が楽器の製造に適していることから、松本には日本を代表するギターメーカーがあります。1960年代のビートルズやベンチャーズの来日によるエレキギターブーム、それに続くフォークブームの中で着実に業績を伸ばし、昭和58年、松本のエレキギターは生産高世界一を記録しました。
 その後はブームも一服し、ギターの生産拠点も中国や韓国への移転が進みました。松本のメーカーは自社ブランド製品の開発やオーダーメイドに特化し、大量生産方式からの差別化を図った結果、トップミュージシャンからも高い評価を得るなど独自の地位を築いています。
 市内にはギターの他にも、同じ弦楽器であるヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの職人もおり、楽器製造の分野でも「楽都・松本」を大いに盛り上げています。

お問い合わせ

商工観光部 商工課
〒390-0874 長野県松本市大手3丁目8番13号(大手事務所5階)
電話:0263-34-3110 FAX:0263-34-3008

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