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2012年、松本市美術館は開館10周年を迎えます。
このたび、その節目を記念し、特別展・第1弾「シャガール展2012 −愛の物語−」を開催します。
ユダヤ人としてロシアに生まれ、フランスで活躍した画家マルク・シャガール(1887-1985年)は、今も絶大な人気を誇る20世紀の巨匠です。本展は、ロシアの国立トレチャコフ美術館と国立ロシア美術館が所蔵する作品を中心に、国内の優品をあわせた約100点を紹介します。
私は頭で考え出した芸術ではなく、
地上の芸術、土に根ざした芸術を渇望していた (マルク・シャガール)
シャガールの人生には、いつも魂のよりどころとなる三つの故郷がありました。生まれ育った第一の故郷ヴィテブスク。若き日に己の芸術を磨いた第二の故郷パリ。そして、第三の故郷・最愛の妻ベラ。画家が生涯求め続けた芸術は、故郷に根ざした限りない愛のかたちでした。
ユダヤ人としての宿命に翻弄されながらも描き続けた作品の数々は、今も、これからも広大な"愛"で人類を包み込むことでしょう。
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■会 期:2012年2月10日[金]〜2012年4月1日[日]
□会 場:松本市美術館 企画展示室
■休 館 日:会期中無休
□開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
※毎週金曜日は20:00まで開館延長(入場は19:30まで)
■観
覧 料:
大人 1,000円(900円)
大学・高校生、70歳以上の松本市民 600円(500円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障害者手帳携帯者とその付添者1名まで無料
※優待日:2月14日[火]バレンタインデーは男性半額、3月14日[水]ホワイトデーは女性半額
(団体割引や他の割引の適用不可。前売券利用による払い戻しはいたしません)
◆リピート割引(2回目以降の観覧):
大人 600円
大学・高校生・70歳以上の松本市民 300円
※他の割引とは併用できません
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| 展示構成
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| 第T章 故郷ロシア 【29点】 |
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初期の作品にはシャガール芸術の原点である故郷ロシアやユダヤ文化が盛り込まれている。故郷ヴィテブスク(現在はベラルーシ共和国内)で運命的な出会いをしたシャガールとベラ。シャガールが描いた故郷の風景やユダヤの人々や風習などを紹介。特にモスクワの国立ユダヤ劇場の壁面制作にのぞんだシャガールの一連の作品中、縦約3m×横約8mの大作《ユダヤ劇場への誘い》は、ユダヤ文化を巧みに織り込んだ名作で観る者を圧倒する。展示ではユダヤ劇場に飾られていた状態を他の作品とともに再現する。
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| 第U章 結婚―幸福な日々 【4点】
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晴れてベラとの幸せをつかんだシャガールは、喜びの日々を絵画で表現する。1917年に起きたロシア革命は、ロシアに新しい芸術の息吹を入れるが、やがてシャガールの芸術を翻弄。決意したシャガールは、ロシアを離れ1923年パリへ移住する。画家としての名声を獲得し、妻ベラそして娘イダとの幸福な暮らしが始まる。パリでは、同時代の絵画表現にも大きな影響を受けている。
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| 第V章 悲しみの日々そして追憶・幻想へ 【26点】 |
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第2次世界大戦の戦禍はフランスのシャガール夫妻にもナチスドイツの侵攻とともに忍び寄る。1941年、新たな世界を求めて二人はアメリカへ。ところが、1944年ベラが急逝。悲しみに沈むシャガール。しかし、1948年フランスに戻ったシャガールは、世界的な画家としての名声も確立し、97歳でその生涯を閉じるまで、時に亡き妻を追憶し幻想的に二人の愛の物語を回顧し描き続けた。
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| 第W章 版画シリーズ「ダフニスとクロエ」 【42点】 |
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「ダフニスとクロエ」は、2〜3世紀のギリシャの物語を題材とした作品で、二人の美しい愛の物語が42枚の色鮮やかなカラーリトグラフにまとめられている。愛情の画家・シャガールが色彩詩人といわれる真骨頂でもある。
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関連プログラムのご案内
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| ◆◆レクチャーコンサート「シャガールが愛した、故郷の旋律」◆◆ ※受付終了いたしました。 |
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シャガールがキャンバスに描きとめた東欧ユダヤのこころの旋律に迫ります。
演奏:オルケステル・ドレイデル
樋上千寿[クラリネット、解説]、大橋祐子[ピアノ]、高橋延吉[ドラムス]
日時:2月18日[土]14:00〜
会場:多目的ホール
料金:無料(ただし、展覧会チケットが必要)
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| ◆◆記念講演会◆◆ ※受付終了いたしました。 |
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講師:山本容子[銅版画家]
演題:「私とシャガール」
日時:3月17日[土]14:00〜
会場:多目的ホール
料金:無料(ただし、展覧会チケットが必要)
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| ◆◆学芸員によるギャラリートーク◆◆ |
日時:2月25日[土]、3月3日[土]・4日[日]・10日[土]・11日[日]・24日[土]・25日[日]
各日とも14:00〜
会場:松本市美術館 企画展示室
料金:無料(ただし、当日有効の展覧会チケットが必要)
定員:30名程度(先着順。各日とも)
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主 催 松本市美術館、信濃毎日新聞社、SBC信越放送
後 援 外務省、在日ロシア連邦大使館
ロシア連邦文化協力庁、在日フランス大使館
特別協力 トレチャコフ美術館、ロシア美術館
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
協 力 日本航空、ルフトハンザカーゴ
企画協力 西日本新聞社
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