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2003年 自身のデザインしたステッカーとともに 金沢にて   (c)財団法人柳工業デザイン研究会

柳宗理が手掛けてきた数々の製品はその言葉を体現している。
用いられるためのモノなのだから使いやすくなければならない。その上で美しさは生まれてくる。
それは表面的ではなく、モノから湧き上がる美しさである。

 


 日本を代表するデザイナー柳宗理(1915- )。現代の日本におけるデザインの存在意義を主張し続けてきました。

 幾度も手作業による実験(ワークショップ)を繰り返し、デザインは構想から現実へと歩みはじめます。地道なプロセスを踏んで生まれたかたちは使い手を裏切りません。また、作家性を前面に押し出さず、無名性にこだわるそのかたちは、すんなりと私たちの生活に溶け込む柔軟性も備えています。

 柳のデザイン分野は家具、食器、文具、公共建築など多岐にわたります。それらの制作過程を図面、プロトタイプなど貴重な資料から追うことによって、使い手のためのデザインを貫く柳の思考に迫ります。モノが溢れる今日に、本展がその本質を見つめ直す機会となれば幸いです。


《 白黒食器+黒柄カトラリー 》1982年

《 白黒食器+黒柄カトラリー 》1982年
柳宗理展 手から生まれた、くらしのかたち:開催要項  

■会  期:平成21年5月16日(土)〜 6月28日(日)
□休 館 日:月曜日

■開館時間:9:00〜17:00まで(入場は16:30まで)
□開館延長:5月30日(土)、6月19日(金)は20:00まで開館延長(入場は19:30まで)

■観 覧 料:
 大人 1,000円(900円)
 大学高校生・70歳以上の松本市民 600円(500円)
 ※( )内は20名以上の団体料金
 ※中学生以下、障害者手帳携帯者とその付添者1名まで無料

□前 売 券:
 大人 800円
 高大生・70歳以上の松本市民 400円
 販売期間:5月15日まで
 〔取扱プレイガイド〕
  松本市美術館、井上、カタクラモール、アップルランド県内全店、こばやし画材
  シナノ画房、スワンガーデン安曇野インフォメーションセンター


■展示作品:柳宗理デザイン製品、製作模型、図面等 約230点

□イベント:
 オープニング記念座談会
  日時:5月16日(土) 14:30〜  会場:多目的ホール  定員:約100名
  料金:無料・要展覧会チケット 
     事前申込制
  出席者:大橋歩(イラストレーター)
      深澤直人(プロダクト・デザイナー)
      三谷龍二(木工デザイナー)
      竹内順一(松本市美術館館長)
  ※こちらのイベントは終了いたしました。

 

 ギャラリートーク
  日時:5月23日(土) 6月13日(土) 各日14:00〜15:00
  会場:企画展示室 料金:無料・要展覧会チケット

 

 

■主  催:松本市美術館〔(財)松本市教育文化振興財団〕
      NHKサービスセンター

□共  催:信濃毎日新聞社
      市民タイムス

■特別協力:(財)柳工業デザイン研究会

□企画協力:アプトインターナショナル





《札幌冬季オリンピック:トーチホルダー》
1972年

《青銅バルブのハンドル》1979年

《はかり》1960年
 
【工芸の五月】
 柳宗理の父は「用の美」を見出し、民藝運動を推進した柳宗悦(1889-1961)です。宗悦の蒐集品に囲まれた幼少期が宗理の原点でした。宗理は工業デザインの分野で民藝精神を発展、普及させてきたとも言えます。

 昭和初期、宗悦は仲間とともに民藝の種を蒔きました。それらは日本各地に根付き、脈脈と受け継がれてきました。松本では今年、その種が「工芸の五月」という花を咲かせました。毎年五月、"くらしの美"を多方面から提案する工芸月間と位置づけ、松本に息づく"湧水""民藝""クラフト"が融合する企画を街中で開催します。

 【「工芸の五月」の詳細はオフィシャルブログで公開中】
 http://kougeino5gatu2009.blog73.fc2.com/


《バタフライ・スツール》

《関越自動車道:関越トンネル抗口デザイン》 1985年



《横浜野毛山公園案内図》1970年




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