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ヒロシマ《原爆ドーム》 昭和32年

 "昭和"の日本を直視し、対象のあるがままを捉えた写真の数々。人々の喜び、怒り、悲しみ、希望、そして自然や伝統文化の美。時代を活写し続けた一人の写真家の作品を振り返るとき、今を生きる、またこれから生まれゆく人々への大切なメッセージが聞こえてくるようです。
 土門拳は、明治42(1909)年に山形県飽海郡酒田町(現酒田市)に生まれました。昭和10(1935)年に名取洋之助主宰の日本工房に入社し報道写真家として活動を始め、日本人のくらしや文化をテーマとするスタイルを築いていきます。終戦後は、敗戦国日本の現実に真正面から向き合いながら、"絶対非演出の絶対スナップ"を唱え、リアリズム写真を追求しました。のちに脳出血により右半身不随になりながらも精力的な取材を続け、鋭い眼で対象を凝視し執念で撮影する姿は"鬼の土門"と称されました。
本展覧会は、土門拳が追ったテーマを一望しながら、その足跡をたどります。激動する昭和の群像、著名人の肖像、仏像や古寺、風景など日本の美…、被写体に迫り続けた45年にわたる作品から約300点を精選してご紹介します。
今夏、国連軍縮会議が開催される松本で、"昭和"という時代の真っただ中を浮き彫りにした写真が、真実を語りだします。


《奥鹿教湯 山腹のもみじ 長野》 昭和44年

《志賀直哉(小説家) 熱海・自宅》 昭和26


会  期:7月16日[土]〜9月4日[日]


休 館 日:7月19日[火]・25日[月] ※8月は無休

開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)

観 覧 料:
  大人 800円(700円)
  大学高校生、70歳以上の松本市民 400円(300円)
  ※(  )内は20名以上の団体料金
  ※中学生以下、障害者手帳携帯者とその介助者1名まで無料

リピート割引:2回目以降の観覧料
  大人400円
  大学高校生・70歳以上の松本市民100円
  ※他の割引とは併用できません


横須賀海兵団《短艇漕練》 昭和17年


《室生寺金堂 十一面観音立像頭部》 昭和41年


《傘を回すこども 東京・小河内村》 昭和12年頃

《しんこ細工 東京・浅草雷門》 昭和29年
関連プログラムのご案内
記念講演会「弟子から見た写真界の巨人・土門拳」  ※終了いたしました。
●講 師:藤森武(写真家、土門拳記念館理事)

●日 時:7月30日[土] 14:00〜

●会 場:多目的ホール

●料 金:無料

※申 込:電話(松本市美術館0263-39-7400)にて受付しております。


藤森武

撮影中の土門拳 撮影:藤森武
《信州発》気鋭の若手写真家によるトーク企画「KISEI×COZUE 写真の魅力」
  ※終了いたしました。

●対談者:小林紀晴[写真家]
     高木こずえ[写真家]

●日 時:8月7日[日] 14:00〜

●会 場:多目的ホール

●料 金:無料

※申 込:電話(松本市美術館0263-39-7400)にて受付しております。


小林紀晴

高木こずえ
ワークショップ「写真・ひかりのえ」  ※終了いたしました。

光に反応する印画紙の性質を活かしたフォトグラムの技法から光の絵(=写真)をつくります。

●講 師:佐野陽一[美術家、東京藝術大学講師]

●日 時:8月20日[土] 10:00〜16:30

●会 場:暗室、講座室・市民アトリエ

●対 象:小学生から大人まで

●定 員:10人(小学生は保護者同伴で1人とします)

●料 金:2,000円

※申 込:電話(松本市美術館0263-39-7400)にて受付しております。


学芸員によるギャラリートーク
●日 時:7月23日[土]・24日[日]、31日[日]
     8月6日[土]・21日[日]・27日[土]・28日[日] 各日14:00〜

※展覧会チケットをお持ちの上、展示室前にお集まり下さい。



江東のこども《近藤勇と鞍馬天狗》 昭和30年

《出征兵士を送る 銀座》 昭和12

主催/松本市美術館
共催/信濃毎日新聞社、市民タイムス、abn長野朝日放送
協力/財団法人土門拳記念館、酒田市、酒田市教育委員会、財団法人草月会
協賛/株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン、富士フイルム株式会社
企画協力/クレヴィス





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